2012年1月 3日 (火)

孫と岡山弁

 正月、京都から帰省した息子家族四人が加わり、普段静かな老夫婦二人の生活が一変して賑やかになった。
小四年の孫娘は、学校のことやお友達のこと世の中のことなど家人と話し、盛り上がっている。
時々孫がおばあちゃんそれは何のこと?と聞き返している。
岡山生まれ岡山育ちの方言丸出しの家人の言葉が理解できないようだ。
嫁も岡山出身なので家では結構岡山弁で話しているようだが、それでもわからないらしい。
TVの「酒」コマーシャルを見て、お爺ちゃんは休肝日「じゃ~け~(だから)」「けなり~(うらやましい)かろう」と家人。
孫・・・どう言うこと?
明るく賑やかな食卓を囲み岡山弁で過ごすのも至福のひと時である。
表現が「キツイ」と言われることもあるが、岡山の風土、人情を的確に表すことができるのも岡山弁でこそと思うし、遠く離れている人にとっては、それも懐かしい故郷の味だろうと思う。
 最近は、TVなどの影響で純粋な岡山弁が消えようとしているようで寂しい気がしている。

今年も家族が健やかに暮らせる平穏な日々であってほしいものだ。

   <由加神社へ奉納された紐一本で作成された絵馬です>

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2011年12月 1日 (木)

丹波篠山「大国寺」

 晩秋の一日、丹波篠山を散策、紅葉で有名な天台宗安泰山「大国寺」へお参りした。入山料100円を払いパンフレットを貰う。
「伝承によれば大化年間(645~650年)に空鉢仙人が国家安泰を祈願されて、自作の薬師如来を安置し開創されたと伝えられています。本堂は国指定重要文化財で室町時代に建てられたと言われており、唐様と和様の折衷様式が珍しいから指定されたのでしょう、実は大国寺は出雲大社の大国主命を祀ってありまして、大国にちなんで大黒さんも祀ってありますよ」と住職のユーモアを交えた説明を聞く。
「今の時期ここからの眺めが一番です」と本堂の古い板戸をギコギコと開けてくれた。
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燃え立つような紅葉が山寺の境内を染めている。
 
 

 内陣へ案内された。国重文の仏像五躯が並んでいる、御本尊の薬師如来座像など手が届く位置にあり神々しい。中でも持国天立像、増長天立像の迫力は凄く思わず手を合わせた。
今年は、なんと災害の多い年となったことか、東北の地では大地震と大津波の爪痕を生々しく残したまま厳しい冬を迎えている。原発事故による放射性物質の拡散と蓄積はいつ終わるかも知れず、現地の方々の不安と辛さはいかばかりか。また紀伊半島を襲った豪雨は山を崩壊させ多くの犠牲者を出す大惨事となった。

来年こそは、やすらか(安泰)な年になりますように・・・

 

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2011年10月23日 (日)

大台ケ原日帰りツアー

 旅行会社から届いたパンフレットを見ていた家人が「大台ケ原」日帰りバスツアーがあると言う。10年くらい前から一度行って見たいと話し合っていたが中々実現出来ずにいたので思いきって申し込んだ。
当日、6時40分に赤磐市役所前から小型バスに乗る。
山陽ICから高速道に入り葛城ICで降り地道を走る、R169が台風のため崩壊している所があり交互通行のう回路を経て12時ごろ大台ケ原駐車場へ到着。 Dscf6976a_2

 出迎えの現地ガイドさんの案内で大台ケ原東コースをツアー参加者22名でトレッキング開始。
大台ケ原は約200万年前以上に隆起して出来た台地状の山岳地帯で山頂付近になだらかな台地が広がっているのが特徴で、大自然の宝庫、最後の秘境とも呼ばれている素晴らしいところがありますよ・・・とガイドさん。
入口に熊注意の看板。

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 日本でも有数の多雨地帯で、年間平均降水量4800mmの大台ケ原は珍しく快晴で山は紅葉が始まっている。
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 日出ケ岳へ、標高1695m展望台から熊野灘、そして運が良ければ遠くに富士山が見えるとのことで、持参の双眼鏡で探すが確認できない。
日出ケ岳から木道のアップダウンを歩き正木ケ原(1580m)へ、白く立ち枯れたトウヒの倒木が異様な風景を作り出している。
ガイドの説明では、この辺りには原生林が生い茂っていたが昭和34年の「伊勢湾台風」で全て倒れた。その後、野生鹿がトウヒの樹皮を食べるため枯れ、背が高いイトササも食べられて短くなったと言う。

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 正木ケ原のトウヒの枯れ木を見ながら山道を歩き「牛が原」に出る。
神武天皇像が立っている。
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 大台ケ原の景勝地「大蛇嵓」へ道は険しい・・・
数百メートルの断崖絶壁で足がすくむ。
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 大蛇嵓からシオカラ谷へは、急な下りの山道で大小の石ころがあり歩き難い、古傷を抱える両膝に注意しながら慎重に下る。野生の鹿がこちらを見ている。Dscf7033a

この辺りは、「シャクナゲ」の群生地で花のシーズンは見事とのこと。
下の方から聞こえていた水の流れる音が次第に大きくなってきた。
そこは、シオカラ谷(1430m)。谷川の音・小鳥のさえずりを聞きながらしばし休憩、紅葉が見事だ。

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 さぁ~これから最後のルートです少しキツイ登りですが頑張って行きましょう・・・とガイドさん。
考えてみたら、頂上付近から沢まで下りて来たのだから、今度は駐車場がある場所までは登りとなるのは当たり前だが・・・心臓がパクパクする。
山歩きの最後の行程が急な登りで本当にしんどい。
ヤット駐車場(1570m)へ到着。
歩行距離約9キロメートル、所要時間4時間の大台ケ原トレッキングを無事終えた。
 

 帰路、吉野で「柿の葉寿司本舗たなか」でお目当ての寿司を仕入れる。
22時30分無事帰宅、山歩きの心地よい疲労を感じつつ秋を満喫した一日であった。






 

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2011年10月 1日 (土)

草刈り

 私の住む地区に国重要文化財で築後約250年の「旧大國家住宅」がある。
10月9日の一般公開に備えて、屋敷内外の草刈りなど清掃作業のボランティアに参加した。広大な屋敷は雑草で覆われていたが、1時間ほどの作業で見違えるようにきれいになった。
母屋は、大きな棟を2棟平行に並べ、中央に第3の棟を「エ」の字形にかけた「比翼入母屋造り」で、内部は1階だけで19の部屋と、茶室も付属している藩主の宿泊用の離れ座敷などあり、江戸時代の文人好みの豪華なしつらえとなっている。
子どもの頃、大きな樹木に囲まれうっそうとしたお屋敷は、近寄ることも出来ない神秘的な場所であった。
清掃作業の手を休め、大庄屋格の大型民家の間取りなどを眺めながら、当時の生活に思いを馳せた。
夏は快適だったとしても冬の寒さをどうやって凌いだのだろうか・・・

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2011年9月 1日 (木)

菩提寺の本堂建替え   そのⅡ

 4月に「本堂建替え」をUPしてからの続報です。
檀家説明会を終えてから、各地区の総代が手分けして寄付金額と納付方法・時期の調査をして、このほど中間集計がまとまった。
寄付の申し出状況は、2億9千万円となりこれに寺積立金などを合わせれば、本堂・納骨堂などの建設総費用(概算)の3億円を十分上まわり一応建設の目途が立ちホットしている。
一度に全額納付の檀家、5年間で分割の檀家など個人別の納付月と金額一覧表を作成して管理している。
 やかましかったクマゼミの大合唱がいつの間にか聞こえなくなったが、まだまだ残暑厳しい中、8月末納付希望の檀家を回った。
ある檀家のご主人が「お寺の本堂の建設ということは、地元の檀家さんの協力(50万円以上の寄付)なしにはできませんなぁ~本堂というのは、家の仏壇を新調するようなもの、数百年に1度という巡りあわせでその建設に少しでもお役にたてれば、後世に対して誇りに感じます。いずれはお寺さんにお世話になることですから・・・」と笑いながら言う。寺と檀家の絆を感じた一言に心が温まった。
 建設委員会の総務を引き受けることになった。
ハード面を新しくするだけでなく、ソフト面についても考えることが必要だと思っている。本来は、住職が考える事柄かもしれないが・・・これを機会に葬儀や法事のときだけでなく、お寺をもっと身近に感じてもらいたい、8月6日付き朝日新聞be「フロントランナー」の”開かれた仏教をめざして発信”の記事を改めて読みながら、昔の寺子屋のような存在意味を見いだせたらいいなぁ~と切実に思っている。

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        セントポーリア(昨年秋に葉挿し・温室で冬越し)


 
 

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