旅行会社から届いたパンフレットを見ていた家人が「大台ケ原」日帰りバスツアーがあると言う。10年くらい前から一度行って見たいと話し合っていたが中々実現出来ずにいたので思いきって申し込んだ。
当日、6時40分に赤磐市役所前から小型バスに乗る。
山陽ICから高速道に入り葛城ICで降り地道を走る、R169が台風のため崩壊している所があり交互通行のう回路を経て12時ごろ大台ケ原駐車場へ到着。 
出迎えの現地ガイドさんの案内で大台ケ原東コースをツアー参加者22名でトレッキング開始。
大台ケ原は約200万年前以上に隆起して出来た台地状の山岳地帯で山頂付近になだらかな台地が広がっているのが特徴で、大自然の宝庫、最後の秘境とも呼ばれている素晴らしいところがありますよ・・・とガイドさん。
入口に熊注意の看板。
日本でも有数の多雨地帯で、年間平均降水量4800mmの大台ケ原は珍しく快晴で山は紅葉が始まっている。
日出ケ岳へ、標高1695m展望台から熊野灘、そして運が良ければ遠くに富士山が見えるとのことで、持参の双眼鏡で探すが確認できない。
日出ケ岳から木道のアップダウンを歩き正木ケ原(1580m)へ、白く立ち枯れたトウヒの倒木が異様な風景を作り出している。
ガイドの説明では、この辺りには原生林が生い茂っていたが昭和34年の「伊勢湾台風」で全て倒れた。その後、野生鹿がトウヒの樹皮を食べるため枯れ、背が高いイトササも食べられて短くなったと言う。

正木ケ原のトウヒの枯れ木を見ながら山道を歩き「牛が原」に出る。
神武天皇像が立っている。

大台ケ原の景勝地「大蛇嵓」へ道は険しい・・・
数百メートルの断崖絶壁で足がすくむ。
大蛇嵓からシオカラ谷へは、急な下りの山道で大小の石ころがあり歩き難い、古傷を抱える両膝に注意しながら慎重に下る。野生の鹿がこちらを見ている。
この辺りは、「シャクナゲ」の群生地で花のシーズンは見事とのこと。
下の方から聞こえていた水の流れる音が次第に大きくなってきた。
そこは、シオカラ谷(1430m)。谷川の音・小鳥のさえずりを聞きながらしばし休憩、紅葉が見事だ。
さぁ~これから最後のルートです少しキツイ登りですが頑張って行きましょう・・・とガイドさん。
考えてみたら、頂上付近から沢まで下りて来たのだから、今度は駐車場がある場所までは登りとなるのは当たり前だが・・・心臓がパクパクする。
山歩きの最後の行程が急な登りで本当にしんどい。
ヤット駐車場(1570m)へ到着。
歩行距離約9キロメートル、所要時間4時間の大台ケ原トレッキングを無事終えた。
帰路、吉野で「柿の葉寿司本舗たなか」でお目当ての寿司を仕入れる。
22時30分無事帰宅、山歩きの心地よい疲労を感じつつ秋を満喫した一日であった。
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